雨ヒドイですね、朝から雷も鳴ってます。気分ものらないですがお仕事やってますよ!

先週のネタですが210クラウンのダウンサスの取り付けです。

サスペンションはお客様持ち込みでRS-RさんのTI2000の組み込みです。

セダン系統は後ろが少し面倒ですね…外すものが多いので。

作業画像取り忘れてました…いきなり完成でアライメント調整に入ります。

キャンバーはできませんので前後のトーを調整です。

数値はそれほど悪くはなく無事終了です。

ここで、この写真でお気付きの方…するどいですね!そうです、ダウンサス入れたにもかかわらず車高があまり落ちてない。そう!正解です。

車高の落ち具合の見方でよくタイヤとフェンダーの間に指が何本入るか確かめます。

お客様から車高調の取り付け依頼の時でも指1本分ぐらいで!とか頼まれます。

今回のははかなり隙間があるように見えます…

これは最近のクルマにあるバンパーのフォグランプの位置の問題なんですね。

平成18年以降に生産されたクルマで地面からフォグランプ本体の下側ラインまでの距離が25cm以上ないと車検がNGになるんですよ。

特に最近のクルマはフォグが下側についていてこのクラウンもそうです。なので車検対応品としてサスペンションメーカーさんもこの25cm以上になるようにしなくてはいけないのです。

実際にサスペンション組む前と後で落ち具合を計測してみると15ミリぐらいしか落ちていません。

仕方ないですよね…

対策として、最低地上高が9cm以上は確保できる前提で、もう少し車高を落としたい場合はフォグランプ本体を左右取り外してフォグが付いてない車両にしてしまえば車高を落とす事は可能です。検査によってはフォグスイッチも~って言うとこもありますが。

球だけ抜いてもダメです。フォグランプレンズが付いてる場合は点灯しないと車検NGになります。

こういった道路法規もあって最近のクルマは色々と厳しくなってきましたね。マフラー音量とかもそうですし…

クルマをカスタムされる場合はご相談ください。

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