先週末から少し体調崩してましてブログお休みしてました…でも仕事はやっておりましたよ。

さて、お友達のお子さんの車検を預かりまして入庫時にミッション、クラッチの点検もという事でまず症状を聞きます。

1.走った後に少し焦げくさい

2.信号とかでの停車状態から1速に入りにくい。

3.クラッチが滑ってる感じではない。

う~ん、考えるにクラッチの問題となりますね。でも滑りはないと…ディスクに何かあるな…と思い早速よこちんにミッションを降ろしてもらい確認

あれ?ディスクはあまり減ってない。でも内側が少し当たりが変ですね…

あ、このBRZは以前にレボリューションさんのクラッチキットを組んでましたので純正ディスクではありません。

変摩耗はないしまだ残量はあります。でも当たりが気になります。

あとの確認をスタッフのよこちんに任せまして別の作業してた所

クラッチカバーに異常ありとの事で確認すると…

ちょっと画像ではわかりにくいですがよーく見るとカバーのダイヤフラムがおかしいです。画面左側が落ち込んでいます。

緑色が正常な高さで赤線のほうが低くなっています。

正式にはダイヤフラムスプリングというんですがこのピザをカットしたみたいながクラッチディスクを押さえつける役目をしています。

クラッチ異常の原因はこのダイヤフラムの変形によるものでクラッチペダルを踏んで「クラッチを切る」もクラッチディスクがプレッシャープレートに少し当たっている状態でした。

これはどういう事かというと、エンジンかければクラッチディスクとフライホイール、プレッシャープレートは全てくっついてます。この状態からクラッチペダルを踏むとクラッチディスクがフリーの状態(どこにも当たっていない)にならないといけません。

俗に言うクラッチが切れた状態ですね。

でも今回のはダイヤフラム変形で完全に切れてなく①の焦げくさいというのが若干半クラ状態が続いていたためです。

もちろん停車状態からのギヤも入りにくいです。

レリーズベアリングもきれいに当たっていませんね。

だからディスクの一部の当たりがほんの少し変わってたのですね。

よこちん、よく見つけました。これもある程度社外クラッチ交換などやってないとわからないとこですね。

当店よくクラッチ交換やっております。

シングルからマルチプレートやカーボンまで何でもご相談ください。

その後、お客様と相談しオグラクラッチへと交換しました。

その他作業もありましたのでボチボチ載せていきます。

クラッチの事なら モータークラフト田中へ!