この前のブログで少し出てましたミニの修理です。

この車両は2年前に販売していて半年ぐらい前から少しオイルが漏れてるよう…と修理の依頼はあったのですがなかなか預かりできずにいました 汗

すごくオイルが漏れてる訳ではなかったので手が空いた時にと言ってましたがどこかでやんないと思い連休前で忙しくありましたがやってました!

オイル漏れはタイミングチェーンカバーあたりからと確認できてましたのでカバーガスケットとクランクシールを交換していきます。

クラシックミニの場合、ラジエーターが右横にありますので脱着はちょっと面倒です。

ラジエーター、ファン、ベルトなどを外してようやくフロントカバー外せました。

なんとも可愛いチェーンです 笑

ミニはOHVエンジン機構なのでカムシャフトはブロック側にあります。

カバーボルトは2種類あるので同じ位置付けに刺しておきます。

フロントカバー汚かったのでブラストして塗装しておきます!

点火時期調整用にもピンクでマーキング

あとはブロック側に張り付いてるガスケット除去なんですがこれが剥がすのが大変でした…奥まった部分は鏡見ながらです…スクレッパーである程度やってオイルストーンで仕上げます。

ようやくキレイになって新しいガスケットとシール打ち替えして

あとは元に戻していくだけです。

最後に冷却水入れてエンジン始動…漏れがないか確認してオイル漏れ修理は完了です。

あと、ドライブシャフトブーツの修理と

リヤブレーキのシリンダーから若干フルードが漏れていたのでシリンダーごと左右交換します

ローバーミニの場合、よくこのブレーキシリンダーからフルードが漏れますので2年に1度は交換がよいですね!部品は安いですので

まだあった…

運転席窓の開け閉めが渋いと…ガラスレールが腐ってきてるのでそのうち交換がいいかもですね…点検してグリス塗って様子を見ます。

このローバーミニですが最近なかなか整備をやってくれる所がないようですね…古いのもありますが色々な部品の仕組みなどが国産車とは違うので初めて触る人は面倒くさいと思うんでしょうね 笑

ミニはよく壊れる!と言われていますが前にも言いましたが部品交換のサイクルが短いだけでエンジン本体なんかは丈夫で壊れませんので!

ちゃんと点検していけば安心して乗れるクルマですよ!