お盆休み前の作業になりますがまたまた32の作業です。

早速ブレンボキャリパー登場。
今回のメニューは純正ブレーキシステムから
フロントF50キャリパー&V36の355ローター。
リヤ360モデナキャリパー&V36の350ローター。
シビリアンマスターシリンダーへの交換作業となります。


車両はこれまたすごくキレイな32です。
早速リフト上げてバラしていきます。



オリジナルのキャリパー&ドリルドローター。
見た目は良いのですがコレびっくりするほど効きません…最近のブレーキに慣れてるのもあるかもしれませんがたまにノーマル車に乗ると制動距離がのびます…笑
ブーストアップぐらいの車両で良いパッド使えばなんとか大丈夫とは思いますがエンジン馬力も上げていくと車速も上がりますので容量不足になってきます。
そこで、安全に止まれるようにブレーキシステムを大幅に変更となります。

今回キャリパーやブラケット、ホース類まで全てジュラテックさんでいきます。
ジュラテックさんはブレンボキャリパーも販売されていてタイミングよく値上げ前にオーダーできました。キャリパーは1個あたり2万ほど値上がりしてるみたいです。

ローターはいつものスカイラインV36用。
このローターを32とかに使う場合は少し加工が必要で

リヤは大きくバックプレートの耳をカット

フロントは

赤丸部分を少しカットします。


あとはブラケット、ローター、キャリパーを順に組み付けていきます。
ブレーキホースもジュラテックさんの専用を使い、フロントはちょっと取り回しに注意して取付けしてこの辺りは完成。

次はマスターシリンダー交換します。キャリパー容量が大きくなった分フルードを押し込む量も増えますので容量の大きいシビリアンのシリンダーを流用です。これもジュラテックさんから販売されてますのでほぼボルトオンで装着可能です。


カップは32のが使えるので付け替えして装着完了。
あとはフルード入れてしっかりエア抜きまでやります。


ニスモホイールと相まってカッコ良くなりました。
この後軽く試運転しまして…効きますね!全然違います。まだローターとパッドが馴染んでないですがそれでもかなりの制動力です。
ホイール内いっぱいにブレーキシステム見えるのはカッコいいですね。
ただ、このサイズのキャリパーなどを入れるとホイールの選択肢が狭まります。
レイズ製のTE37の18インチでしたらまだまだ余裕があります。ニスモLMGT4やヨコハマのアドバンシリーズも問題ないですね。BBSはどうだったかな?



カッコ良くなりましたね。
費用もそれなりかかりましたが買える安心は買っといたほうがいいです。
ご依頼ありがとうございました。