また昨年の作業記事ですが

このホイール、たぶんずいぶん昔のモノだと思うのですがお客様よりご依頼ありまして

イベントがあるので出来る限りキレイにしてほしいとの事でできる範囲でやってみますと引き受けたのですが後々大変な事に…あ、失敗ではないですよ

写真では案外キレイに見えるかもですがよく見るとクリア劣化部分や痛み汚れ、艶の無さなど色々と問題うりました。

これをウェットブラストでどこまでキレイになるかやってみます。

お客様のご依頼により緑色のマスキング部分はオリジナルのままでリムやセンターホールをできるだけ艶有りで裏リムもブレーキダストや汚れを取って欲しいとの事で色々考えながらまず1本目を始めました。

ブラストノズルも細目に替えて、メディアも60番ほどの粗めから始め順に320番あたりまでやってみました。

半艶ぐらいまではなるもののテカテカにはなりませんね…

この1本だけでもかなりの作業です。硬いクリア層を粗めで落として細かいとこまでブラストやらなきてはいけないので工程的に大変です。

これがあと3本もある…イベントまで数日しかありません…

途中の作業工程は集中してやってたので写真ありませんが、ウェットブラストの半艶に納得いかなかったのでこの後耐水ペーパーで番手上げていって最終ピカール仕上げとなりました。

イベント前々日に仕上がりました。

新品みたいにテカテカにはなりませんでしたが持ち込まれた状態よりはかなり良くなってると思います。

ただ、クリア層落としてるので再クリア塗装かピカール磨きでのメンテナンスが必要です。

ご依頼ありがとうございました、ただこの手の作業は時間に余裕がある時にやりたいですね…