天気も良くなり仕事やりやすくなってきてますが2トントラックの終わりがまだ見えず苦戦しておりなかなかブログ書けてません…

そんな中、ちょっとシルビアの記事です。

ワタクシがトラックハマってますので車検や一般の修理はスタッフよこちんに任せており少し前ではありますがS14シルビアの修理です。

今や高級スポーツカー?になってしまったシルビアです。以前販売した車両でお客様から「エンジンから水漏れしてる」との事でお預かり。

診断していくとタービンに繋がる冷却用のパイプからでした。

4気筒のシルビアはただでさえ振動が大きい部類に入ります。ドリフトやハードな使い方をするとこの赤丸部分なんかにクラックが入り水漏れします。

けど普通に乗ってる分に関してはここが折れる事はないのですが…実はその前の時点でエキマニとタービンを接続するガスケットが飛んでました。

これですね!

これが入庫時に完全に無くなってました…

排気ガスで真っ黒です

これが飛んでしまうとどうなるかというと、まず排気漏れしてバフバフと音が出ます→エンジンのパワーダウンします→ガスケットの数ミリ分の隙間ができタービン自体が揺れます→タービンに接続されてるパイプ類に振動がきます…

これによって水ラインのパイプにクラックが入ってしまい水漏れをおこしました。

シルビアのタービンガスケットは消耗品と考えて少しでも排気漏れしてる時に交換がよいですね。

シルビアの場合この交換はエキマニとタービンごと外さないといけない作業でその途中で追加の作業も出たりします。

今回の交換は振動に強いメッシュタイプに交換していきます。

HPIさんのウォーター/オイルライン フルセットを使います。

ガンガン走る人はメッシュタイプが良いと思います。

走行中にパイプが折れて気付かず走ると最悪エンジンブローとなります…

皆さん定期的な点検で不安なく走りましょう!

このあたりのパーツは基本在庫してますので対応可能です。