月曜から車検やサーキット準備の車両など沢山入ってきています。ちょっと忙しいですね…
ビーエムのE90 M3です。ワタクシモ前はE92クーペM3に乗ってました。型式でE92だと2ドアクーペ、90だと4ドアセダンです。両型式ともにエンジンはV8 4000cc NAの420馬力です。ボディが違うだけで基本は同じですね、
12/10にオートポリスで行われるインパクト走行会に出走予定でタイヤ交換やその他作業依頼でちょっと時間かかったのが…
このパーツで、ネットとかで販売されています「排気可変バルブシステム」です。
このビーエムM3は社外マフラーに交換されていて、なかなかの爆音なんですよね 涙
爆音といってもエンジンかけて1分間ほどコールドスタートといって触媒を早く機能させる為にアイドルアップと点火時期を変更しています。
その為排気音がエンジンかけ始めに結構大きくなります。純正マフラーでも少し大きいなと思いますが社外マフラーだと…ですね…
ですのでこの可変バルブをつけてエンジンかけ始めは排気ガスを制限しようと思います。
動作はこんな感じでリモコンでバタフライを開閉させます。ボタン一回で開閉パターンと別ボタンで4段階の角度調整もできます。
これを取り付けしていくのですがE9O系のマフラーはV型エンジンによくある左右独立の2本出しなので左右ともに装着となります。
マフラー眺めて頭の中で取り付けのイメージをします。
取り付けるなら後方で…
この辺に決めます
位置をマーキングしてカットに入ります
迷いなくカットしてリヤマフラー外して…色々と考えていきます。
メインパイプの口径は60パイ、可変バルブの口径は63パイ…隙間が開くので63パイパイプを自作します。
可変モーター外して差し込み用の63パイよりちょっとだけ太めのパイプを溶接。
仮付け、メインタイコの前に溶接しようと思います。
モーター付けて
マフラーに蓋をする状態なので完全に塞ぐとエンジン止まってしまいますしエンジンによくないので小さな穴をドリルで二ヵ所開けてます。
左右やって仮付けします。
作業途中でも確認はやっています。バルブが引っ掛かったりしてたらシャレになりませんので…
左右位置を調整して仮溶接で点止めします。
また外して本溶接します。
ようやく取り付け完了。
可変バルブ本体をパイプ前後に溶接でもよかったのですが、差し込み式にしたのは最終の角度などの調整をできる用にとトラブルがあった時に確認が出来る用に考えました。
後はバルブコントロールユニットをトランクに設置して電源や配線引き回しします。
取り付けがある程度終わってテストです。
ちゃんと動いてますね。
エンジンが冷えてる時にテストしましたが効果抜群です。ノーマルより静かなのでは?というぐらいです。
今回左右2本出しで角度調整など、2つの溶接などで結構大変でした…汗
色々な作業やってます。クルマのことならモータークラフト田中へ!