まだまだ暑い日が続いてますね、この際「夏」の定義は7~9月まででいいかもですね…!

週始めはご近所の板金屋さんからの依頼でBRZのLSD組み込みです。

クスコさんのLSDでタイプは1.5wayです。グリップ走行重視かな?バリバリのドリフト車だと迷いなく2wayとなりますね!

早速デフキャリアを降ろして純正デフとご対面です。

このBRZはグレードSなので標準でトルセンLSDが入ってます。トルセンとは?LSDとは?となりますね。

画像は参考

中身はこんな感じになってます。

LSDとは(Limited Sprit Differential)の略語でよくリミテッドスリップデフといいます。説明すると長くなりますので…簡単に言うと駆動してる車軸の左右の動作を制限する装置…わかりにくいかな?

ちなみにトルセンとは、(トルクセンシティブ=トルク感応型)となりあとビスカスやヘリカルとかありまして色々な性質を持ってますが回転差を制御するという事は同じです。

昭和の人はノンスリと言ってましたね、ノンスリップデフの意味で同じです!

例えば後輪駆動のクルマとします、普通後ろのタイヤが左右についてるのでその2つのタイヤに力が伝わって回転してると思うでしょ?

実際フツーの車は片方にしか力が伝わってないんですよ。

またまた例えばですが、片方のタイヤが走行中に溝に落ちたとしますよね、そこから脱出しようとアクセル踏んでも落ちたタイヤのほうが空回りして反対側の地面に接地してる方は全く動かないんですよ。

フツーの車が脱輪した時によく見る光景です。

そこでその左右の動作を制限させる装置がコレです

上から撮ってるのでわかんないかもですが…

左右のタイヤホイールの中間にデファレンシャルというモノがあってその中身を変更させます。

左右の回転差をなくす装置がこのLSDです。

コレを組み込むと脱輪しても反対側にも力が伝わり脱出できるかも?となります。

本来の使い方はエンジンの出力を無駄なくタイヤに伝えるモノです。

組み込みはサイドベアリングを新品組み込み、このギザギザのリングギヤの調整やポイントなどがあります。実際はこの中身をお伝えしたいのですが今回は新品でデフ球の中身はバラさなくてそのままの組み込みでしたので中身はまたご紹介します。説明が長くなるので…

中古デフの場合は状態がわからないのでバラして中身を確認します、フリクションプレート、ロックプレートなど洗浄や測定してイニシャルなどを決めていきます。

中古持ち込みの場合は少し料金かかります。

組み込み最後は光明丹で歯当たりの確認とバックラッシュの測定です。

最近のデフ組み込みは純正デフ抜いて新しいデフ入れてもほとんどバックラッシュは変わりませんね、デフケースやLSDの精度もいいのか何枚もの調整用サイドシムも必要なくなってきました。

昔はシムを何枚も入れ替えしてましたよ…

といっても点検測定はちゃんとやりますよ!

今回1.5wsyで効き具合はメーカー出荷状態の60%でそのままでよいとの事なので中身はバラしていません。

お客様のご要望によりイニシャル変更も可能です。その場合は内部プレートの入れ替えを行いますので少し料金上がります。

このカム山みてわかる人はマニアですね!

究極で言うとデフの最強形態はデフロックとなります、つまり左右のタイヤを直結で棒に繋いだような状態です。この場合、駐車や車庫入れが大変になります…

作業に戻り、デフカバー清掃してシール材塗って組み付け、あとはクスコさんの専用オイル入れて元に戻して終了です。

各メーカーのLSD、組み込みやオーバーホール可能です。

LSFの事ならモータークラフト田中へ!